チョコレート嚢胞

チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の一種で、卵巣に古い血液が溜まることです。生理痛が酷くなる人もいるようですが、私に自覚症状はありませんでした。少なくとも、生理痛で学校や仕事を休んだり、寝込んで起き上がれなかったりというような経験はありません。チョコレート嚢胞は、卵巣が腫大するだけでなく、卵管や子宮などが癒着して形状が変わることで、着床しにくくなったりするそうです。破裂すると危険なほか、稀に癌化することもあるようです。サイズが5〜6cmを超えたら、手術を検討したほうがいいと聞きました。最近では医療が発達して、腹腔鏡手術だと数日の入院で済んだりするようですが、手術によって卵巣に傷がつくなど何らかの問題が起こってしまったり、最悪全摘出ということもありえるので、妊娠を希望している女性の場合はなるべく切るのは先送りにしたほうがいいようです。

1つ目の病院で、妊娠するとチョコレート嚢胞は小さくなると言われて安心していたのですが、出産後に生理が再開したら大きさは戻ると2つ目の病院で教えられ、正直なところがっかりしました。まあ落ち込んでも仕方がないので、知れてよかったと思います。出産後も、生理が再開したら半年に1回程度は婦人科を受診して経過を観察する必要があり、年齢を重ねると癌化するリスクが上がるのでいつかは切除したほうが良い、ということでした。

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